船酔い対策方法となってしまった場合の治し方
船釣り最大の問題といえば船酔い。
船酔いは誰にでも起こりうる、最悪の体調不良です。
釣り船で一度でも船酔いになってしまった場合はトラウマとなり、今後釣りをすることに抵抗が出るかもしれません。
今回は船酔いの対策となってしまった場合の治し方をご紹介します。
目次
船酔い対策方法となってしまった場合の治し方
船酔いは誰にでも起こります。
船長が船酔いになるというのはあまり聞いたことがありませんが、プロアングラーでも船酔いになるそうです。
プロアングラーのタックルボックスには酔い止めであるアネロンが入っていて、テレビなどで映り込んだのをみたことがあります。
またインタビューでは酔い止めを飲まないで乗船し、酔った場合でも飲めば楽になることがあると書かれたいたものもあります。
酔い止め薬は自信がある人でも保険として持ち込み用にしましょう。
まず船酔いにならないようベストを尽くすことから始まります。
船酔いになってしまったら悪化させないことが重要です。
うまくやれば復活することもあります。
それでは方法をご紹介します。
事前にできる船酔い対策
船酔いは三半規管の乱れで発生するものです。
なので最強の船酔い対策とは三半規管を鍛えておくことです。
宇宙飛行士はおそらく人類最強レベルの三半規管です。
現実的ではない話ではありません。
常に船に乗っている人、船長たちは揺れが日常となっていて三半規管が日々鍛えられています。
船長が船酔いにならないのは日々、その船に乗っていて鍛え上げられているからです。
タンカー船の船員が釣り船に乗ると揺れの違いから船酔いするそうです。
その逆に漁船の人がタンカー船やフェリーに乗ると酔うそうです。
なので三半規管を鍛えるといっても釣り船サイズを乗って慣れるのが手っ取り早いでしょう。
三半規管を鍛えるというのはちょっと難しいですが他にもできる予防法があります。
一つ目は睡眠不足は避ける
寝不足だと船酔いしやすくなると言われています。
諸説ありますが脳の働きが低下することで三半規管の働きも低下し、酔いにつながるというのは濃厚です。
寝不足なら船で寝ればいい?
と思うかもしれません。
船で寝て回復する場合もあれば、寝ている状態で揺られて船酔いになったり、悪化したりすることがあります。
なので船で寝るというのはあまりお勧めはできません。
空腹満腹は酔いやすい
空腹でも満腹でも船酔いしやすくなります。
空腹で船酔いするとゲップからの胃酸が込み上げて気持ち悪くなります。
満腹で船酔いすると吐きます笑
空腹でも満腹でもない状態が理想です。
朝イチの船なら家を出る前に軽めの朝食を食べて出かけるのがちょうど良いでしょう。
タックル、仕掛けは船に乗る前に組む
船の上で下を向いたり、細かい作業をすると船酔いします。
特に起こりやすいのが仕掛けを作る、結ぶ行為です。
これは一番酔いやすい行為と言っても良いでしょう。
船に乗り前に全ての準備を完了させることが予防策となります。
酔い止め薬を飲む
市販されている酔い止め薬もかなり効果があります。
安いし市販薬っていう印象で効かなそうな感じもしますが、効きますのでご安心を笑
一番有名なのはアネロンというカプセル錠剤です。
ドリンクタイプのこちらも釣り人から信頼されている薬です。
船上での船酔い予防法・酔いやすい行為
船の上での予防法が一番重要になってきます。
船酔い予防というより、何をしたら船酔いするかを知っていれば酔わないかもしれません。
なので酔いやすい行為をご紹介します。
頭を揺らす
頭、視線が揺れれば酔います。
家で座っていて、頭を前後左右に揺らしてみましょう。
ヘドバンするような感じで揺らしてみましょう。
おそらくなんとなく酔うと思います。
どんなに揺れる船でも頭、視線が揺れなければ酔いません。
船酔いに強い人、プロアングラーをみていると体幹がしっかりしていて船が揺れていても頭はしっかり水平を保っています。
船酔いしやすい人は見ればわかります。
頭が揺れている人です。
炭酸や酸っぱい飲み物
炭酸系は注意が必要です。
胃から込み上げてゲップ、これが吐くきっかけになります。
また酸っぱいものというのは胃酸の込み上げに似ているのでこちらも吐くきっかけになります。
酸っぱいもの、炭酸のコラボでレッドブルやモンスターといったエナジードリンクは危険です。
酔いやすい人は飲まないようにしましょう。
脂っこいもの
胃もたれなどを引き起こす食べ物は酔いやすくなります。
大丈夫な人は何を食べても平気ですが心配な方は脂っこいものは避けましょう。
アルコール
いうまでもなくアルコールは酔います。
酒に酔っているのか、船に酔っているのかわからなくなりそうですがとにかくNGです。
これも脂っこいもの同様に平気な人は平気です。
タバコ
タバコも酔いやすいものです。
ニコチンを摂取すると俗にいうヤニクラという現象が起こります。
煙は即効性があるので吸った次の瞬間にガツンときます。
また臭いも船酔いを引き起こしやすく近くでタバコを吸ってる人がいた、とか。
船の排気の匂いでよう場合もあります。
煙系は注意。
船酔いになってしまったら
最善を尽くしたが船酔いになってしまったら。
・頭を揺らさない努力をする
遠くを見ると良いというのはこのことです。
遠くを見ることで視線が固定され船が揺れていても水平を保つことができます。
これができれば復活しなくたとしても悪化することは防げます。
・釣りに集中する
軽症の場合、全力で釣りを楽しみましょう!
酔っているということに気を向けてしまうとそればかり考えてしまいます。
気の持ちようとは言いますが船酔いは酔っていると意識すればするほど悪化します。
釣りを全力で楽しめば気づいた時には船酔いのことを忘れています。
ただし細かい作業、お祭りを解くとか仕掛けを作るには注意が必要です
・追加で酔い止め薬を飲む
酔い止め薬は予防としての効果もありますがなった後でも効きます。
なので乗船前に飲んだとしても船に追加分の薬を持ち込んだほうがいいでしょう。
・寝るのは最終手段
具合が悪くなると横になりたくなる。
しかし船酔いで横になるのは最終手段です。
寝て治る場合もありますが寝たことで揺れてさらに悪化することもあります。
もう無理、という時以外にはお勧めしません。
それではいい船釣りを!
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