船釣りの嫌なところやデメリット

2022年2月13日

前回は船釣りの魅力について紹介しました。

魅力溢れる船釣りですが当然悪い点もあります。
ぜひ船釣りを始める前に知っておいてほしい点を紹介します。

 

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お金がかかる

船釣りは当然ではありますがお金がかかります。

乗船料は釣り物や時間によって異なりますが一日一万円程度かかります。

次の道具。
船釣りの道具は高価なものが多く、入門モデルであっても竿一本一万円を超えてきます。
なので初期投資も持続するにもとにかくお金がかかる釣りと思っておいた方がいいでしょう。

陸のちょっとした釣りに比べてかかるお金は5倍程度です。

またタックルは万能タックルというのがあまりなく、どれも専門性の高いタックルとなっています。
さらに専門性が高い中で細分化されるので1つ買えば済むわけではなく、釣りによってはいくつかタックルを揃えなければなりません。

別記事にて兼用できる万能タックルをご紹介しようと思います。

 

時間が決まっている

陸の釣りであれば自分が好きな時に行って、好きな時に帰ることができます。

しかし船釣りは出船時間が決まっていて、途中で飽きた
または船酔いでしんどくても帰ることはできません。

船釣りは時間的自由度があまりない釣りです。

時間に自由を持たせるのであれば仕立てと言ってチャーターするのがお勧めです。
(船には乗合と仕立てという2つのシステムがあります。)

いつでも船に乗れる、出船するわけではない

釣り船は出船するかどうかという問題もあります。

天候不良であれば出船はできません。
雨だけなら出船します。風や波が高い時は出船中止となることがあります。

前日から中止と分かっている場合は良いです。
当然予約をしていても船宿判断で中止となった場合はキャンセル料はかかりません。

当日行ってみないとわからないという場合もあります。
釣り船の大半は夜明けとともに出船します。
なので朝、明るくなってみないと海の状況がわからず出船できるかどうかの判断ができないということもあります。

行ってみたが今日はやっぱり出れません。ということもあります。
この場合もキャンセル料はかかりません。

 

とりあえず出船してみたがやっぱり無理だった場合、天候が悪化し早上がりになる場合もあります。
この場合は船宿によっては満額、半額になることもあります。

 

乗合船だと予約したものの、最低人数集まらなくてキャンセルになることもあります。
船によっては何人からでないと出船しないという決まりがあります。

 

一人乗せて出船すると利益的にはほぼ確実にマイナスとなります。
そういったマイナス営業を避けるために最低出船人数が決まっている船宿もあります。

 

雨でも出船する

雨の中で釣りをするのは嫌だな。
濡れるし、寒い。

と思うのは当然です。

予約をしたがその日が雨となった場合、こちらの都合でキャンセルすることはできません。
規定によって何日前なら無料キャンセルということもあります。

雨でも雪でも快適ではないが釣りができる天候
出船する以上は自己都合でキャンセルできません。

雨具を忘れずに!

 

応対が嫌

釣り船の嫌なところで一番聞かれるのが応対です。

釣り船はサービス業ではありますが元々は漁師さんなど職人気質のある業界です。

電話予約する際や乗船、釣り中にはっきり言って乱暴な言葉遣いをされ威圧されてしまうこともあります。
近年ではこれが業界の中で問題視されていますがそもそも職人気質でまかり通っていた世界なのでしばらくは変わることはないでしょう。

 

電話応対や会話で一般的には失礼だな、と感じることも多くあると思います。
それを不快に思う方もたくさんいると思います。

大半の船宿の方は悪気があるわけではない、このことを知っていただきたいです。

 

中には本当に嫌なやつというのはいると思いますが・・・

予約や確認が大変

予約システムについても一般社会からすると少し変わった点があります。

例えばレストランや美容室を予約するとなったらサイトから予約フォームを通じて予約。
予約日時に近くなればお知らせのメールが届いたりします。

 

しかし釣り船は基本的には最初から最後まで自分でやります。

・まず電話します(予約フォームがある釣り船もあります)
・予約を取ります
・前日に出船確認をします(明日予約ですよ、といったアナウンスはきません)
・当日

 

問題として全く電話がつながらない船宿もあります。
携帯電話の場合は船長直通なので出船中には掴まらないこともあります。

折り返してくれればかなりいい船長です。
折り返してこない船長もたくさんいますので時間を見計らって電話しましょう。
15時〜20時くらいが電話に出やすいです。

電話以外にLINEやSMS、SNSで受け付けているところもあります。
既読スルーは当たり前と思った方がいいです。結構シカトする船長います。

 

そして電話で予約してしまった場合。
口約束になってしまいます。
予約フォームなどでは確認のメールが来るので文章として予約日時の履歴が残ります。

しかし電話だけだと言い間違え、聞き間違えの確認ができません。
なので前日の確認というのが重要になってきます。

 

常連優先やローカルルール

船宿や地域によっては独自のルールがあるところもあります。

なので知れる範囲はある程度知ってから乗るべきです。

 

例えばルアーのキャスティング船。
カエシを潰したバーブレスでないといけない。
オーバーヘッドキャスト禁止、アンダーキャストのみ。という船もあります。

 

船の座席を決める際、早いもの順という場合。
または抽選。

常連客最優先という船宿もあります。
常連客を優遇する理由は営業的には分かりますが新規客を逃す原因でもあります。

当サイトとしては常連客を優遇する船はあまりお勧めしません。
本当にいい船宿は全ての人の平等に接してくれます。

 

釣れた、釣れないは誰のせい?

船釣りの魅力でも書きました。
ポイントを知らなくても釣れるところまで船が行ってくれます。

さてその釣れるポイントに到着し釣りを開始。

 

釣れた場合は自分の技術か、それとも船長が釣れるところに連れてきてくれたからか?

釣れないのは自分の腕が悪いからか?それとも船長が釣れないポイントに連れてきたか?

 

このように誰の責任?と言った問題が発生します。
陸のように自分一択の場合はこのような悩みは発生しません。

 

釣れない場合は客と船長でお互いに同じことを思っています。

釣り客:船長、釣れるところに連れてってよ
船長:早く釣ってくれよ

 

 

 

船釣りのデメリットもメリット同様にそれなりにあるのがお分かりいただけたでしょうか?

船釣り自体一回1万円程度。
一般社会からするとこの金額はハイランクのサービス業になります。

 

しかし先ほども書いたようにサービス的なところをあまり期待しないようにしましょう。
期待できる船宿もたくさんあるのでそう言った雰囲気のいい釣り船を当サイトでは積極的にご紹介しようと思います。

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コラム

Posted by 釣り船評判